
今日もお天気に恵まれ、午後は干潮の時間を見計らって奥武島の磯に行きました。水が透明で海は瑠璃色、まさに沖縄の美ら海です。

緑色に見えるのは藻類なのですが、そのうちの一種類が『アオサ』。これからがシーズンで、新鮮なアオサが島の食卓にのぼります。その場でつまんで食べるアオサの味は磯の香りいっぱい!海藻を摘んでそのまま食べられるなんて、きれいな海だからこそのありがたさ。

お話をしてくれるのは、毎回の保養でお世話になっている小川先生。まさに磯の生き物博士!貝やナマコやウニやヒトデやサンゴなど、静かに生きている小さな生き物たちに関するどんな質問にも答えてくれます。
ここでちびっこたちが食い入るように見入っていたのは、ナマコ。

びっくりしたナマコは、肛門から粘り気のあるそうめんみたいなキュビエ器官を出してカニなどから身を守るのです。ナマコ:「あっち行け〜!近付いたらこのネバネバで動かなくしてしまうぞ〜」

そして、食べるとおいしい貝も捕獲!これは、マガキガイという貝です。いっぱい探して茹でて食べる気まんまんだった事務局員カワグチでしたが、この目と目があってしまったら茹でる気が萎えてしまいました。。
海には無数の小さな生き物たちが一生懸命に生きています。