
(昨日の続き)サトウキビ刈りを体験させてもらったあとは、近くの畑に連れて行ってもらい、野菜の収穫を体験させてもらいました。
久米島の冬は野菜がとても豊富。畑も青々とみずみずしさであふれています。ちびっこたちは、実ったキャベツや大根を見るなり、とりたい!とりたい!の大合唱。

うわ〜!とれた〜!

穫った野菜をすぐ近くの清水で洗ってもらうと、ちびっこたちはキャベツを剥きはじめ、次々にお口へ。

パリパリ、もぐもぐ、止まらない〜!

サラダで食卓にのぼったキャベツを食べなかった子も、ここでは夢中になってかじりついています。

トマト、甘いね。

最高のご馳走だね。

キャベツもまだまだ止まらないよ〜。

なんと、ニンジンも一本食べちゃいました!

畑は無農薬。

カタツムリもお友達。

あまーいフルーツのような匂いがただよってきたそこには、サトウキビの搾りかすから作られた堆肥が積まれていました。
久米島は水がとても豊かで、ラムサール条約登録の湿地もあります。昔は田んぼがたくさんあって稲作が盛んな「米の島」でした。ところが、大きな旱ばつが来たときに畑に切り換えたり、国の補助金が出たり、サトウキビの値が上がったこともあり、島中の田んぼがサトウキビ畑に変わったそうです。作物は変わっても、持続可能な農法は引き継がれています。
始終笑顔で遊ばせてくださった畑の譜久島(ふくしま)さん、本当にありがとうございました。久米島の方たちは驚くほどやさしくて親切でいろいろなお願いに心からの笑顔で快く応えて下さいます。自然と作物に恵まれているということからの心の豊かさなのでしょうか。本当のしあわせというのはこういうことをいうのかもしれません。