今日は、午前中、人工芝のホタルドームでおもいっきり走っておにごっこをしたり、サッカーをしたり、大縄跳びをしていっぱい汗をかきました。

そして、お昼に、農園の方がマンゴーを差し入れに来て下さいました!「いいにおい〜〜〜♪」
久米島は今がマンゴーの季節なのですが、すごく高くて、ひとつ700円から大きいものだと1,500円もするのです。

そんな大事なマンゴーをこんなにたくさん!!!
早速夜ごはんのときにいただきました。甘くてとろとろしてすごく美味しかったです。収穫できたものを惜しみなく下さる久米島のみなさんのあたたかさにはほんとうにいつも感謝しきれないくらいです。心から、ありがとうございます。

そして、夕方は、久米島で生まれ育ち、平和教育もされている佐久田さんに、沖縄の戦争の話をしていただきました。先の大戦で、日本国内で唯一地上戦になった沖縄県。54万人のアメリカ兵が押し寄せ、23万人の犠牲者が出ました。本島のまわりは、戦艦に囲まれ、そこから放たれた艦砲という爆弾の嵐のような雨霰で住民たちが無差別に殺され、土地も破壊し尽くされました。もちろん小さな子どもたちもたくさん亡くなりました。そして、ここ久米島では、戦争が終わったあとに、日本軍によって住民が家族ごとスパイ容疑で虐殺されました。

そういう辛く大変な話でしたが、みんな、とても真剣に話を聞いてくれました。
悲惨な歴史の上に今の私たちの暮らしがあります。久米島の人たちが、大きな事故があって被災した福島の人たちにとても親切にしてくださるのには、そういう経験からくるやさしさなのだと感じます。
子どもたちが、そんなこと少しでも感じて、自分たちの未来を戦争のない世界にするにはどうしたらいいのか考えるきっかけになってくれたらと思います。
佐久田さん、とても大事なお話を、ありがとうございました。

話を聞いたあと、いつもはサッカーばかりやって遊んでいるおともだちが、夕方、水やりを手伝ってくれました。ありがとうね。