海洋温度差発電の実証プラントと海洋深層水研究所を見学させてもらいました。
- 2013/09/24(Tue) -
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久米島には、なんと、今年の6月に世界に先駆け発電に成功した『海洋温度差発電』の実証プラントがあるのです。今日は、そのプラントと海洋深層水の研究所を見学させていただきました。

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海洋温度差発電というのは、水深約600m(久米島)の深さから汲み上げた海洋深層水(白いパイプ)と海面表層水(黒いパイプ)の温度差を利用して発電するクリーンで安定した電力供給ができる発電方法です。

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赤いパネルの中は表層水で25℃〜30℃くらい。

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青いパネルの中は、深層水で、さわってみると冷たい!!!露もついてます。8〜10℃くらいだそうです。
あたたかい表層水で沸点の低い代替フロンを沸騰させ、タービンを回し、低温の深層水で代替フロンを液体に戻すという循環の仕組み。

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風車が回ると電気がつくよね。それと同じ仕組みだよ。

このプラントの最大出力は50キロワット、125世帯分の電力がまかなえるそうです。

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こちらの人だかりは・・・

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深層水を汲み上げたときにいっしょに汲み上げられてしまった、とってもめずらしい深海生物たち。こちらはコシオリエビ。

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この貝の名前は・・・(失念)とにかくとっても珍しい貝!こんな貴重な生物たちが間近に見られるなんて、なんてラッキーなんだ!

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ここの水をさわってみると、

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つ、冷たい!!!

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そしてこちらの表層水の生き物は、

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サンゴ礁の海に棲息するシャコガイ。名前は聞いたことあるけど、こんな綺麗なターコイズブルーとはおどろき。

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こちらは農業試験場。汲み上げた海洋深層水の低温を利用して、真夏でも寒い時期にしかとれないホウレンソウが栽培できるのだそうです。

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そして、研究所の建物の中は程よく冷房が効いているのですが、これはエアコンではなく、海洋深層水で空気を冷やして循環させているのだそうです。
海洋深層水は、発電だけでなく他にもいろいろな利用ができるんですね。

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久米島の海には、きれいなだけではなく、とても大きな可能性があることを知りました。

子どもたちの未来には安全で永続可能な発電方法がもっともっと増えてほしいと思います。小学生には少し難しい話だったかもしれませんが、そんな未来のための最先端の研究所が久米島にあって体験させてもらえるなんてすごいことです。研究所のみなさん、ありがとうございました。
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