午前中は、久米島ホタル館へ。川の生き物を網で捕ったり、チームに分かれて植物や虫を探すゲームをしたり、水槽の中の魚や昆虫、ヘビ、カメなどを観察したりしました。


こちらは、お昼ご飯のあとの自由時間の風景。大学で数学を専攻しているボランティアスタッフのダイト君に、数学の宿題をみてもらっています。

貝殻細工の時間。久米島のビーチで拾った貝殻で、ストラップやサンゴ風鈴、ボンドを使ったオブジェなどを作りました。


ストラップ、できたよ。

風鈴。いい音鳴るよ。

午前中にお世話になったホタル館の館長さん一家が、時間の都合で観られなかったスライドを観せてくれるために、夕方、球美の里に来られました。昆虫の面白い生態をクイズ形式で勉強します。

館長さんの息子さんたちが、ホタル館がこれまでどんな活動をしてきたかをみんなに説明してくれました。大型台風などで、ホタル館の「ホタルビオトープ」は完全に埋まってしまいましたが、球美の里の子どもたちが水の中に入って虫捕りなどをすることにより、溜まった赤土が流され、川が浄化され、様々な生き物が棲む環境が少しずつ復活していったそうです。これからもホタル館のみなさんと福島の子どもたち、一緒に久米島の自然環境づくりに貢献していきたいですね。

今夜、子どもたちより一足先に帰ってしまうボランティアスタッフのナオミさんが、お別れに、沖縄の歌を三線とピアノの演奏とともに披露してくれました。子どもたちも一緒に歌って、楽しかった10日間を思い出していました。福島に帰るまでの残りの時間をみんなで大切に過ごそうね。